現在、私共のお取引先である水産加工業をはじめとする各種製造業においては、

製品が消費者の信頼を獲得し販売に結びつくことに懸命の努力を重ねています。

また、ホテル、旅館、レストラン等、飲食を提供する施設では、食中毒予防に細心の

注意をはらっています。弊社ではこのような現状を踏まえ、お取引様が製品や調理

施設の試験検査を行い、科学的根拠に基づき、優良な商品を消費者に提供頂く為

の一助になればと考え、「フードテクニカルラボ」を新設いたしました。

分析室では、細菌検査と化学検査を行う他、ご要望に応じ調理場や工場に出向き、拭き取り検査、空中落下細菌検査も行います。

どうか皆様のラボとして、末永くお気軽にご利用いただければ幸いです。

 

 細菌検査の内容

 生菌数、大腸菌群数、大腸菌、腸管出血性大腸菌、サルモネラ、ブドウ球菌、

 腸炎ビブリオ、真菌等

 化学検査の内容

 水分、塩分、水分活性、pH、糖度等

※水分活性とは

 

細菌が発育するためには、水分、栄養素、温度、これに時間が加わり、これらの条件が満たされる必要があります。

水分活性はそのうち、食品の中で細菌が利用できる水分について述べたものです。食品中の水は、砂糖や塩と結合して容易に細菌が利用できない水と、それ以外の水とに分けられます。細菌が利用できる、それ以外の水のパーセントが水分活性で、真水は細菌が全て利用できるので水分活性は1になります。例えば、水分活性0.95は結合水が5%あり、残りの95%は細菌の利用できる水といえます。水分活性は商品の歩留りと深い関係にあり、また、乾燥珍味のカビの発生とも関係するので、工場においては、小数点二桁、三桁に大変気を使っています。

 異物検査

 

 主要整備機器

 フラン器、生物顕微鏡、実体顕微鏡、オートクレープ、水分活性測定装置、乾燥機、ホモジナイザー、科学天秤等

 


 フードテクニカルラボ開設の趣旨

 1 企業の社会に対する責任・役割として

   食品の安全は、何よりも最優先されるべきことである。食材提供事業者として、地域に安全で優良な食材を

   提供し続ける役割を果たすため、必要に応じ、取り扱い商品の検査を行うことのできる体制を整備致しました。

 

 2 お取引先とのより強い信頼関係の構築をめざして

   函館の基幹産業である水産加工を中心とする食品製造事業者は、商品の品質保持や新製品の開発に懸命の努力を重ねています。

   また、ホテル・旅館業等の飲食店営業者および学校給食等集団給食施設においては、食中賽予防に細心の注意をはらっています。

   当社の検査機能が、お取引先のそれら企業活動の一助になればと考えます。

 

 3 お客様との対話をめざして

   当ラボは、検査機能に加えて、食品に関わる各種相談、新製品等に関する情報提供を行い、企業とお客様との接点を深めていきたい

   と考えております。


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